動員の革命

○ソーシャルメディアはリアル(現実の空間・場所)を拡張したことで、

 かつてない勢いで人を動員できるようになった

 

○かつてニュース写真は報道カメラマンが撮り、それが新聞に掲載されてはじめて

 我々の目に触れていました。しかし現在では情報の流れが明らかに変わってきている

 

○インターネットはストック型からフロー型へ
 ストック型の情報置き場から、人間の持つ根源的な喜怒哀楽の感情をつなげ、

 ドライブさせるフロー型の情報共有スペースに形を変えようとしている

 

○ソーシャルメディア革命とは「動員」の革命である

 

○社会運動で重要なのは、1人で飛び出したときに追随する2人目をどうつくるか

 ということです。2人が一緒に踊り始めれば3人目、4人目も自然と発生します。
 ツイッターやフェイスブックがその追随者を生み出しやすいプラットフォームである。

 

○少額の支援活動・・・専門領域に隣接するような活動に対して、少額のサポートをしていく

 

○ソーシャルメディアの担当者に一番適しているのは、会社の宴会部長なのです。
 調整力、人間関係の把握、トラブルへの耐性、そしてコミュニケーション能力

 

○①目標設定(中長期的な大きな目標と短期的な小さな目標)
 ②利害関係のある協賛企業をはやくみつける→→→企業のCSR活動
 ③参加者が定期的にふらっと集まれる場所=サロンをつくる
 ※これらのプロジェクトの寿命を3年と目安する

 

○速報はソーシャルメディアで、一次検証をプロが担当し、マスメディアで報道を行う。

 そこから先はソーシャルメディアが再びいろいろな視点を与え、埋もれるニュースを

 拾い上げ、重要度に応じてニュースを伝播させていく

 

○「動員」にマイクロペイメントが組み合わさることによって世の中が変わる

 

○クラウドファンディング

 

○1955年生まれ前後がパソコンによるイノベーション第一世代(スティーブ・ジョブズ、

 ビル・ゲイツ、孫正義)、1973年生まれ前後がインターネットによるイノベーション

 第二世代(堀江貴文、藤田晋、近藤淳也)だとすると、売るほど時間がある大学時代に

 ソーシャルメディアの勃興に立ち会った1990年生まれ前後、今の大学生たちはイノベ

 ーションを起こす第三世代です。

 

○デモは社会を変える起爆剤。そしてデモは楽しいもの。
 デモは祭りである。
 政治の「政」は「まつりごと」とも読むわけで、もともと政治と祭祀は連動していた。
 外国では時々10万人、20万人という大規模なデモが起きるけど
 デモがあった10ヵ月後に出生率があがるという。 

 

○世の中を変えていく方法が、選挙で投票することだけだと思っていたらだめで、
 民意を政治に反映する方法はいろいろあって、「まだ変わる」ってことをあきらめたくない

 

○民主主義だから、単純にデモ自体にやるべき意味はある。でもそれだけじゃなくて
 ちゃんと結果が残せるような設計を、仕掛け人がどのくらい作っていけるかが試されている。

 

○「政治と行政に期待しても無駄だ」民意は民意で助け合ったほうがいいし、政治や

 行政も必要なんだけどその時に「邪魔するなよ」ってこと。「邪魔しないで、ちゃんと

 下支えする役割を果たせよ」ということを民意の側から言っていく

 

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