2010年
11月
27日
土
共通のイメージを持とうとする場合、
ある言葉自体を相手が持っているとは限らない。
だから時にこちらがカードを用意してあげる必要がある。
ある言葉を噛み砕いてそこに向かうための足がかりとなる言葉を。
相当数の言葉が行き交った空中戦の後にはえもいわれぬ疲労感が押し寄せるが
でも偶然配られたカードが、幸運にも相手の琴線に触れたとき
手繰り寄せては巻き上げてきた細い糸が、ようやく小さな糸だまりに成る。
あっそうそう
といった合図とともに。
2010年
11月
21日
日
性能重視というか、たとえば窓からすきま風が絶対
入ってはいけないというような考えを持つ人には
建築家に依頼するのはおすすめできません。
ハウスメーカーと同じ性能を建築家の住宅に
求めるには無理があります。
なぜならハウスメーカーというのは、ものすごい
お金と時間をかけて何千回というテストを重ねてきた
結果が形になったものですから、その都度、
受注生産をしている建築家ではとても太刀打ち
できません。ハウスメーカーの品質にはかなわない所も
あるけど、それでもいいといってくれる人でないと
難しいかもしれません。
2010年
11月
17日
水
マルチタッチ
技術的な進歩によって機械の一方的なアングルから
自由にフォーカスが選択できるようになりました
一枚の写真でさえ人によって見る視点が違う
そのとき以外の時で見たい被写体が変わる
多様性を跨いでマイノリティに視野が拡がっていくと
完全無潔な商品をつくる可能性を秘めます
サービス業では100-1≒0と言われたりする、
という厳しい期待にも確実に近づいていくが
完全であるが故の諸刃の剣
元が穴だらけなら穴が増えても気にならないけど。
ものの価値の維持継続発展の次の視野はどこに向かうのだろう
2010年
11月
15日
月
プラスの発想
集団としての創造性を高めていく上で、最も重要なルールの
ひとつは、そこで語られるアイデアの切れ端の節々に対する
「責任と所有の放棄」である。
速いスピードでアイデアを生み出して行く事を
要求される環境では冗談のような発言と創造の糸口となる
可能性を秘めた発言との境目は存在せず、むしろ
多様な発言が切れ目なく展開していくことが大切である
そのためには、その場において適切であるかどうかとか、
不謹慎であるだとか、レベルが低いだとかといった、
発言の責任を問われるようなことがあってはならない
2010年
11月
13日
土
インタビューとは、その人の思考の海の底に溜まっている言葉を、
質問を投げかけることによって攪拌する作業であると思う。
かき混ぜ過ぎてもいけない、シンプルな質問で相手に数多く話させる、
それがいいインタビューだ。
そして巻き上げられた言葉の中から重要なフレーズを丁寧にすくい上げる、
そんな感じ
2010年
11月
11日
木
本当にいいアイデアやいいコピーは
発想法を知ればすぐに誰にでも
つくれるものではありません
ふだんから発想ができるような体質
つまり自分の頭を発想体質にしておく
必要があるみたいです
2010年
11月
07日
日
この指パパふとっちょパパ やあ やあ やあ やあ
ワハハハハハハ ♪♪♪
この指ママやさしいママ まあ まあ まあ まあ
オホホホホホホ ♪♪♪
この指兄さん大きい兄さん オス オス オス オス
エヘヘヘヘヘヘ ♪♪♪
この指姉さんお洒落な姉さん アラ アラ アラ アラ
ウフフフフフフ ♪♪♪
この指赤ちゃんよちよち赤ちゃん ウマ ウマ ウマ ウマ
アブブブブブブ ♪♪♪
こども歌。
その言葉二文字で的確に人物像を描写している
2010年
11月
05日
金
店頭販売の接客では興味を出しすぎると
お客の懐にまで立ち入ることになり煙たがられる
でも感心なきにしてこの商売はなりたたない
お客との適度な距離感は接客と同時に店の佇まいにも問われる
絶妙な間合いは草食的であるべきか否か・・・
SCの店舗を考える時その微妙なラインが悩ましい