東京や神奈川などは、2020年になってようやく人口がやや減り始
める。 そのころになって、小学校の統廃合や商店街の空洞化など
を体験することになるだろう。しかし人口減少先進地にしてみれば
そんなことはもうすでに20年前から体験していることである。そこ
でどんな課題が発生するのか、それをどうやって乗り越えればいい
のか、新しい時代に対応したライフスタイルや政策を立案すること
になるだろう。人口が減ることは不幸なことなのか、それとも適正
な規模に戻ろうとする健全な動きなのか。人口10万人の市が5万人
に向かおうとしているのであれば、それに伴って人口を再増加させ
ようとするのではなく、すでに5万人になって いるまちがどのよう
に幸せな生活を実現させているのかを研究すべきだ。
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