成熟化社会と言われてひさしい。
何が強くて何が弱いのか、ここのところそれさえもよく解らない。
「豊かさ」とは何?と考えたとき、
20世紀の成長時代と、現代の充たされた定常時代とは
必ずしも定義が一緒だとは思わない。
社会的弱者というが、社会的弱者とは皆である。
強いものなどはいない。強みと弱みは皆が平等に持っているし、
できないことはできる人にお願いすればよい。
それだけに自分の得意なことを選択して実行している人間は
生き生きしている。楽しくてこちらまで元気をもらったりする。
時代は個人の時代へ。
個々のやれることを自身の尺度で選択し、自身が満足することが
現代の豊かさのようにみえる。
これからの新しい福祉のかたちへ。
社会が背中を押してくれる、そんな予兆を感じています。
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